社長がコーチを受ける時

こんにちは。稲垣陽子です。

先月・・・の話になりますが、

1on1のコーチングセッションを受けたいと、

山形の鶴岡から、わざわざ社長さんがお越しになりました。

しかも社員さんの紹介で。

その社員さん、実は私が10年以上前に鶴岡で研修をした時の受講者さんだったのです!

あれから、転職し、今の会社に至ったようで、社長さんをご紹介くださいました。

10年以上も前の出会いを覚えていて、思い出してくれるなんて、感激でした。

さて、鶴岡から名古屋まで来てくれた社長さん。

開口一番が、

「あの〜僕は今日どういう目的でここに来たのでしょうか?」

だったのです!

どうも、社員さんが社長の様子を垣間見て、

社長にコーチが必要なのでは、と、思ったらしく、私を勧めてくれたようです。

社長は訳も分からず、とりあえず名古屋まで来た様子でした。

でも、私、その一言に感動したんです。

訳も分からず、でも社員の一言で、

名古屋まで来る。

その素直さに、この社長の器の大きさを感じました。

コーチングのセッションも自ら気づきを起こすことができる方で、とても有意義な時間となりました。

よくどういう社長がコーチを受けるの?

と聞かれます。

実は今回のように社員さんからの紹介もよくあります。

社員が社長の様子を見て、

あるいは、社長の話を聞いて、

自分ではなく、誰かプロが話を聞いた方がいいんじゃないか、

と思われて相談にくるケースです。

でも、その場合、

「俺がなんで受けなきゃいけないんだ!」みたいに斜に構える社長も多い。

しかし、この社長さんはそんなことは微塵もなく、

私が簡単に経緯をお伝えすると、

「そうか〜何か心配かけちゃってたんだな〜」と

振り返っておられました。

そんな出会いがあるのがコーチングです。

*写真は、鶴岡のお米をわざわざ重たい中、持ってきてくださいました。

美味しかった!!です。