【質問は人生を変える】マツダミヒロさんについて
マツダミヒロさんをご存知の方も多いでしょう。
ミヒロさんは「魔法の質問」の主宰者であり、
質問で人生を変えるため、質問の可能性について、
日本はもちろん、世界を飛び回って、活動をされている「質問家」です。
私がミヒロさんのことを知ったのは、10数年以上前のこと。
コーチ仲間の間で、
「山形で質問だけを集めてブログを書いている人がいる」
と話題になったのでした。
初めてブログを見たとき、
正直私の感想は
「質問だけでコーチングはできないでしょ」でした(笑)
実際にコーチとしては、質問は王道のスキルですが、
質問だけでコーチングを成立することは難しい、というのがあります。
なので、最初はブログも質問のスキル集なのかなぁ〜程度に思っていました。
でも、その後の活躍やご著書を読む中で、
そんなレベルをはるかに超え、「質問」の力が持つ可能性を見せてくださいました。
実際にご著書の中でも
「大事なことは、どんな質問をするかではない。
質問する時の心得が大切。
良い質問があるのではなく、良い質問をする人がいるだけだ」
とおっしゃっています。
先日、本田健さんとマツダミヒロさんの対談を聞かせていただく機会がありました。
その時に、感じたのは、
「その人が何をするかという表面的なことではなく、
その人にどんな力や可能性があるのか、
それをとことん信じている人なんだなぁ〜」ということでした。
正直、コーチングをし続けると、
質問よりもフィードバックで気づきを促す「快感」がやって来るときがあります。
フィードバックの方が気づきも早いですし、コーチとしても「やった感」があったりします。
その呪縛に陥り、ドツボにはまるコーチもたくさん見てきましたし、私も何度もドツボにハマりました・・・笑。
ある意味、質問だけでコーチングをするというのは、
コーチとしては勇気がいることであり、
「どれだけ目の前の人を信じられるか」
自分の信頼性を試されているのかもしれません。
そんなミヒロさんの御本。
コーチはもちろん、コーチじゃない方にも参考になります。
ぜひ手に取ってみてくださいね。