コミュニケーションの調子を上げる
こんにちは。稲垣陽子です。
今週も寒い日が続きそうです。
先週はトレーニング三昧でした。師匠の指導の下、より深く、より多角的に人と関わることについて学ぶことができました。不思議と相手との関係だけではなく、自分自身にも優しくなれるような気がします。
今日はそこでの学びを元に感じたことをお伝えします。
コーチングだけではなく、人とコミュニケーションをとる際に、
「今日は調子いいぞ~」と思う時ってありませんか?
相手に対して質問がどんどん浮かんできたり、状況や周りの感情まで手に取るように分かったり・・。
そうかと思えば、質問が全く思いつかなかったり、話がとんちんかんな方向になってしまったり・・という日もあります。
この違いは何なのでしょうか?
私の場合、調子がいい日を振り返ってみると共通点があることが分かりました。
1、トレーニングなどに参加して、自分自身について深く見つめる機会を持った
2、心を揺さぶられる本や映画に触れた
3、別の何かで失敗をして、心を正してコーチングに臨んだ(笑)
4、今、目の前の人と話しをすることが最初から楽しみだった
5、前晩、熟睡した
つまり、調子良くコミュニケーションがとれるかどうかは、
相手の話や内容に関係なく、
話を始める前の自分の状態で、実は決まっているのかもしれません。
以前コーチングの師匠からこんなことを聞いたことがあります。
「コーチは自由で広がりのある問いかけをする必要がある。そのためには、自由で広がりのある問いかけとは何かについて考えるのではない。その問いかけを常にできるようになるために、自分は何ができるのか、について考えるんだ。」
自分への準備次第で、コミュニケーションに違いをもたらすことができるのですね。
そこで、今週は、目の前の人と心地よいコミュニケーションをとるために、どんな自分でいるのか、事前にできることは何かを考えてみましょう。
苦手な相手と話す前に深呼吸をする、自分から話しかけることを意識する、通勤電車で目が合った人に会釈する、
などなど。
楽しんで試してみてくださいね。
2月14日発行の携帯メルマガより。