引き寄せる聞き方
こんにちは。稲垣陽子です。
先日ある会で、三越伊勢丹ホールディングスの社長、大西洋さんの講演を拝聴しました。
すると、私の目の前に、デザイナーの山本寛斎さんがお座りになったのです。
ミーハー(今時言わない?)な私としては、話を聞きながらもついつい寛斎さんに興味津々。
真後ろだったので、オーラが直接感じられます。
その中で、私が感動したのは寛斎さんの聞き方でした。
身を乗り出し、一言一言を真剣に聞いている。
深くうなずきながら、まるで自分だけに話しかけられているように、全力で聞いているのが伝わってきます。
それがパフォーマンスでないことは、うなずくポイント等を見ても分かります。
人の話を聞くとき、私たちの脳はかなり余裕があります。
聞きながら、色々なことを考えたり、意識を向けたりすることができます。
なので、自分に必要なことは聞き耳が立つけれど、そうでない時は聞き流す、なんてこともあるでしょう。
しかし、今回寛斎さんの聞き方を見て、自分に必要なことだから聞き耳を立てる、のではなくて、
自分に必要なことを引き寄せるような聞き方ができるのだな〜と思いました。
ということで、今週は引き寄せるような聞き方を心がけてみましょう。
そのためには会話中の聞き方ではなく、会話を始める前の準備が大切です。
会話を始める前に、
1、自分が今聞きたいことは何か意識を向ける
2、自分が理想とする会話をイメージする
3、相手から聞きたい言葉(内容)を整理する